COLUMNコラム
11月からランチメニューが新しくなります!!
11月より、ランチメニューが新しくなります!
2900円と3900円という価格はそのままに、構成が少し変わります。
Pranzo Girasole
ジラソーレおすすめランチ
¥3900(税込)
Pranzo Napoletano
ナポリのお惣菜とパスタのランチ
¥2900(税込)
Pranzo bongustaio
美食家のランチ
¥6000(税込)
秋の新作ドルチェ第二弾!!
皆様こんにちは!シェフパティシエの藤本です!
早くも11月に突入してしまいましたが、”小さい秋”はもうみつけましたか?
わたしは先日みかん狩りに京都の端っこまで行って参りました!
どんなみかんが美味しいのか調査していたのですが、10個程食べた結果はどれも結構あまい!でした!
しかしながら若干、木の先になっている薄い皮ものが比較的甘かったような気がします。
生憎の天気で小雨の降る中震えながらの調査でしたが、とてもよく冷えた美味しいみかんが頂けました!
結論はみかんは加工調理などはせずそのままで、暖かい部屋のこたつで食べるのが一番です!
さて、MONTE FAITOに続き、秋の新作第二弾! RICOTTA E PEREのご紹介です!!
その名の通り、RICOTTA(リコッタチーズ)とPERE(洋なし)のケーキで、スフォリアテッラ、デリッツィア・アル・リモーネと並ぶ南イタリアを代表するお菓子です。
RICOTTA E PERE (リコッタ エ ペーレ)その名前の通り、リコッタチーズと洋ナシから出来たこのお菓子、アマルフィ海岸のミノーリという小さな町にあるパスティッチェリア SAL DE RISOから生まれました。
実はこのケーキ、約一年半前、2週間ナポリ周辺を旅行した際に、偶然出会った日本人男性に教えてもらいその存在を知った、私にとって非常に思い出深いケーキなのです!
つづきが気になるところですが、今日はこの辺で!
次回はミノーリの街の写真も交えてご紹介しようと思いまーす!
MONTE FAITO ジラソーレオリジナル・ソレント風モンブラン
最近急に寒くなり、冬の訪れを感じるきょうこの頃・・・
皆様こんにちは!シェフパティシエの藤本です!
さて今回は、先日ご紹介したモンテファイートについて詳しくご紹介したいと思います。
断面図はこんな感じです! どん!!
一番下はタルト生地でカスタードクリームを敷き一緒に焼きあげしっとりと仕上げています。
中には軽さを出すために乳脂肪が低めの生クリームをふんわり絞り、イタリア栗のシロップ煮をちりばめました。
周りをおおっているのはイタリア産の生栗を牛乳で煮るところから作った自家製のマロンクリームです。
注文を頂いてからメレンゲをまわりにちらし、お渡ししています。
さっくり柔らかなタルトに甘さ控えめな生クリームとなめらかなマロンクリーム、ラム酒を少し効かせた栗のシロップ煮とガリガリと硬めのメレンゲがいいアクセントになっており、全部一緒に召し上がっていただくと非常にバランスの良いモンブランに仕上がっていると思います。
イタリア栗のシロップ煮とマロンクリームに少量ラム酒を使用していますが、お子様でも安心して召し上がっていただける程度です。
メレンゲの食感を楽しんで頂くために、お買い上げいただきましたら是非お早めにお召あがりください!
藤本 沙彩 24歳 ♀ 独身 職業:ジラソーレのシェフパティシエ 趣味:安い街コンに行くこと、アル
Piacere a tutti!
改めまして、ジラソーレのシェフパティシエをしております、藤本沙彩です!
先日、私もイタリア菓子のコラム、書きたいです!とシェフ杉原に申し出たところ、快くOKが出たのですが
初めはなんでもインパクトが大事だとサブタイトルにいたずらをされてしまいました。
まあ、あながち間違いでもないので、記念すべきイタリア菓子コラム第一弾はこのままで行ってみようと思いまーす!
6月に新店舗に移転してから、早くも4カ月目に突入し忙しいなりに、毎日の流れや落ち着きを取り戻してきたように思います。
少しずつではありますが、嬉しいことにイタリア菓子に興味をもって下さるお客様も増えてきました。
できればパティシエ自ら店頭に立ち、お客様に商品の説明やオススメをしたいところなのですが、毎日の仕込みの関係でタイミング的に直接お話しするのが難しい場合もあります。
それにイタリア菓子はフランス菓子と比べるとまだまだ馴染みが浅いですね、ティラミスやパンナコッタは知っているけど他のお菓子はさっぱり・・・という方のために、ここでそれぞれのお菓子について知ってもらえたらなと思います。
シェフ杉原のコラムとはまた違った、まじめなコラムになりそうですが、ジラソーレのイタリア菓子についてこれからたくさん紹介していきまーす!
さっそくイタリア菓子コラム第一弾は、ジラソーレオリジナル・ソレント風モンブラン MONTE FAITO モンテファイートをご紹介します!
モンテファイートとはソレントにある山の名前です。
なぜソレント風なのかと言いますと南イタリアのソレントでは冬でも雪が積もらないためまさにこんな感じなのです!
次回のコラムではモンテファイートについてもう少し詳しくお伝えしようと思います!
お楽しみに!
sciue' sciue' (シュエシュエ)とは...ジラソーレのバールの愛称です。
少しご無沙汰致しました。
皆様ご機嫌いかがですか?
やっと新店舗にも慣れてきて、現実感のない日々から脱出しました。
もう少しで日常を取り戻します。
人生の豊かさとは、
知りたい事を知る。
行きたい所に行く。
会いたい人に会う。
、、、だと教えられました。
その通りだと思います。
長年の野望だった形の店をオープンしましたが、まだ楽しむ余裕はありません。
この店が人生の目的になったらダメだと思っています。
この店がこれから僕が持つかもしれない、10個か20個か100個か分かりませんが、それらの夢や目標を叶えるツールにならなければと思っています。
海賊にとっての海賊船ですね。ワンピース風に言いますと。
この店なら,今までより遠くに行けると思います。
実際、新しいお店の何が変わったのかといいますと、基本何も変わっておりません。
オステリア オ ジラソーレのコンセプトは今までもこれからも変わりません。
変わったのでなく、前の店にロスティッチェリア(惣菜屋)、パスッティチェリア(お菓子屋)、バール(喫茶店)が合体しました。
イタリアには、この3つの複合店は結構あります。
勿論、個別のこじんまりした店もありますし、複合店の場合は大型店の事が多いです。
当店みたいに、こじんまりした複合店はあまり無いかも知れません。
僕は、こじんまりした個人店が好きです。
狭いとか、料理が出るのに時間が掛かるとか、小さい店は必ず何らかのハンデを抱えています。
でも、それに有り余る魅力もあります。
そしてその欠点と魅力は表裏一体の事の方が多いというのも事実。
あまり欠点を気にすると、良い部分も薄まります。
ゴッホに心身ともに健全であれ、みたいなもんです。
僕がどれだけイカレテルか分かりませんが、食材のメッセージや季節の移り変わりを出来るだけ繊細に受け止めて、大胆に表現したいと思います。
それがオステリア オ ジラソーレのレストランの部分のテーマだと思っています。
お気づきの様に、僕のエゴなんかも満載です。
勿体ぶりましたが、新たに合体した部分の事をお話しします。
昨今?バルブームです。
そのブームに乗っかった訳では勿論ありません。
しかし、あまりのバル、又はバール人気の為、当店の新兵器も便宜上バールと呼んでいます。
バルとバールの違い、ご存知ですか?
バル、バール共にBARと書きます。
バルはスペインの物でバールはイタリアの物です。
まあ、似てるっちゃ似てますが、大きく違う点があります。
それは食事が出来るかどうか。
意外かもしれませんが、イタリアのバールは大して食べるもの置いていない事が多々あります。
ズバリ、日本でいう喫茶店です。
食べるものあったらあったですが、無くても別に文句言われません。
反対にスペインのバルは、食事ができます。
つまり今、日本で流行っているのはバールでなくバルです。
日本にもほんの数件、飲み物中心で営業なさっているイタリアバールがありますが、少数派ですね。
イタリアではロスティッチェリアやガストロノミアと呼ばれる店がバルに近いです。
当店の場合、あの少しのスペースに3つの店を無理やり詰め込みました。
何故なら、どの時間でもお茶だけの利用も出来る。
どの時間でも何かしら食べれる。
三時のおやつが甘い物派と辛い物派で意見が分かれても大丈夫。
子ども連れでも大丈夫。
子どもだけでドーナツ買いに来ても大丈夫。
高校生が、背伸びして彼女連れてきても大丈夫。
反社会勢力か中小企業の社長か区別付きにくい感じの方が、テラスでスイーツ食べてても大丈夫。
ちょっとアル中ぽいお色気ムンムンのマダムが、昼から飲んだくれても大丈夫。
イタリアかぶれがワクワクしに来ても大丈夫。
イタリアに全く興味なくても、トイレ借りるついでにエスプレッソ飲んでくれたら大丈夫。(イタリアで街中でトイレに行きたくなったらBARに入り、caffe'を飲み、トイレを借ります。)
こんな店がしたかった。
ちょっとケンカしちゃってる感じで入ってきたカップルも、またここに来ようねって、いつの間にか仲直りしてるような、
またケンカしちゃったよーって時、当店のケーキを彼女に買って行って仲直りするパターンとか、
もしくは、彼女、奥さん以外の女性に、ちょっとしたプレゼントとして使って頂いて、ケンカの原因になったりとか、
当店のグラッファ(揚げドーナツ)で育った子供が、大人になり、東京や地方で暮らすようになった後、新しい家族やお子さんを連れて来て当店のグラッファ(揚げドーナツ)を食べさすとか、
そんな店になりたい。
こんな僕のロマンチックな思いが詰めっていますが、ショーケースにはお惣菜、スイーツが詰まっています。
朝、11:00から開いております。
遅めの朝食にグラッファとカプチーノどうですか?
甘いのがお嫌いなら、揚げピッツァやフリッタティーナ(詰め物したパスタのフリット)、ナポリのパニーノなんかもあります。
飲む方も、飲まない方もテンションあがるワンプレートランチもございます。
3時のおやつにイタリア菓子や、またもやドーナツ、揚げピッツァ。
夜は軽めのディナーも、しっかりした食事も出来ますし、ワインバーとしてもお使い頂けます。
最近は2軒目使いの方も増えてきました。
うん、うん。良い感じ。
まず、お店に入ってすぐ、パスティッチェリア(お菓子)コーナーです。
こんな、ソレント風モンブラン、モンテファイートや栗のパンナコッタ
永遠のアイドル
ティラミスなんかも、真面目に、本気で作っています。
そして最近買ったお気に入りのキャビネットには、揚げドーナツ、揚げピザ、フリッタティーナ(詰め物をしたナポリのパスタのフリット)。自家製のパンも販売しております。
夜には、炭火焼きメニューも並びます。
ビステッカも焼まっせー!
こんな感じのお店です。
sciue' sciue'はこのバールコーナーの愛称です。
ナポリ方言で、関西弁でいうところのチャチャッとかな?
ちなみにシュエシュエの看板はありますが、ジラソーレのはまだありません。
看板代が最後、足りませんでした笑。
こういう商品のレベルが高いのが、文化的だと自負しております。(看板が無い事を気にしないのも)
気軽に楽しく、でも海外に行く感じで楽しんでください。
僕にとっても新しい試みです。
皆様と一緒に、店づくりしていけたらなーと思っております。