芦屋のイタリア料理とイタリアワインのお店

tel 0797-35-0847 open AM11:30~PM2:00 PM6:00~PM9:00 (L.O)

COLUMNコラム

夏メニューになります!奴もやってくる!!!

あっついです。生まれ変わったら海の家の息子になりたい。

クリエイティヴな現実逃避をしがちな暑さですが、暑いときならではの快楽もあるはず。

 

という訳で夏のディナーメニュー始まります。

まだ写真は撮れてませんので、メニューだけ公表しちゃいます。

 

シェフのおすすめコースは、

 

突き出し

・ナポリ風トリッパと豚足のサラダ

前菜と魚介料理

・本日入荷の海老(シラサ、足赤、ボタン海老などその日の入荷によって変わります)のマリネ ソレントの香り クオーレディブエ種のトマトと水牛のモッツァレッラのクルミ入りカプレーゼ添え

・ムール貝とズッキーニの冷たいスフォルマート 由良の赤ウニ添え

・明石の小ダコの土鍋煮込み インゲン添え

・詰め物をした青ベラ(この時期漁師一押し)とトウモロコシのフリット フォアグラのソテーをソース代わりに

20167905726.JPG

 

 

 

 

 

 

青ベラちゃん。実はごっつい高級魚。お口の中で溶けます。

 

 

パスタ

・アユとピスタッチオのスパゲティ

メイン

豪州産子羊

ソルトブッシュラム

淡路牛ランプ肉

からテーブル単位で選んでいただきます。

ドルチェ

デリツィア アル リモーネ

イチジクのフリット 赤ワインのジェラート添え

バナナのクラフティ ココナッツのジェラートとパッションフルーツのソース

からお選びいただきます。

 

あと、ニョッキ生地のラビオリ ムール貝とフレッシュなヤギのチーズのソースや

生クリーム入りカラスミのリングイネ ペペロンチーノ風味などもあります!

 

そして!

201679116.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

ブルターニュのオマールブルー。

これ食べたら普通のオマール二度と要らないです。

高いけど価値あり。

年に一回どうですか?

コースならプラス3500円で前菜の海老をオマールに変え、パスタもオマールの味噌と爪でご用意します。

基本的に予約制になります。

メチャウマです!

お試しあれ~

 

今年も夏ドルチェはーじまーるよー!

みなさまお久しぶりです!
パティシエ藤本です!
梅雨明けはまだのようですが、最近うだる様な暑さが続いていますね!
私も毎日の暑さでダレていましたがシェフ杉原に尻を叩かれよ〜うやくの更新です!!

さて、今年もはじめます!夏ドルチェ!
グラニータです!ドドン!!

201676223552.jpeg

・リモーネ
(レモンのグラニータ✖️ジンのジュレ)

・カッフェ
(エスプレッソのグラニータ✖️アマーロのジュレ✖️ホイップクリーム)

アルコールのジュレを使用しています。
キリっと大人なグラニータです!

お子様、お酒がお苦手な方はお声掛け下さい^^
今年はグラニータTAKE OUTもご用意しております〜
フラっとシャリっとヒヤッとお持ち帰りしてくださーい!


もう少ししたら!NEW!新作グラニータも出します!多分!
乞うご期待!!

スタッフ募集のお知らせ

少し前、就活のススメというブログを書きました。

それから、何人かお電話くれたり、メールくれたり、アルバイト始めたりと、結構リアクションありました。

 

ただ、ゆるい内容だったからか、夢見がちな若者が多いですね。

夢をみるのは、大いに結構。

だけど上向いて口を開けていても、エサは貰えません。

夢は叶うものでなくて、自らの手で実現するものです。

掴みとるものです。

そんな僕も、自分の野望達成の為に、そしてもしかしたら自分は料理の才能があるのじゃないか?という大いなる勘違いを証明するため、

借金をし、責任をもち、そしてその野望達成の為の仲間を募集しています。

 

もちろん、スタッフそれぞれの将来の野望達成の為のお手伝い、技術指導も惜しみませんが、

オステリア オ ジラソーレは、

イタリアって恰好ええやんとか

ナポリ料理ってすげー!とか

レストランって凄く素敵とか

こんな旨いもん食った事ない、なんじゃこりゃー!とか

何でも良いので、お客さんの魂揺さぶる為の場所です。

お客様に感動してもらうところです。

お客様からいろんなリーターンを頂戴も出来ますが、まぎれもなく僕たちが提供する側です。

 

スタッフとのジェネレーションギャップをどう埋めるか、ずっと悩んできましたが、その労力は料理に費やそうと決めました。

前回の就活のススメは、そのまま残します。

知らないアナタの相談ものります。

働き出す時期も相談にのります。

 

ただし、いくつかの条件をプラスします。

燃え盛るやる気がすでにある人。

社会人としての覚悟と、準備が出来てる人。(礼儀とコミュニケーションの事です)

 

特に自分の都合を優先させる方、

他者をリスペクトしない方は、知り合いにもなりたくないので、ご遠慮ください。

 

時間はかかっていますが、もっといい店にしたい。

全員がフルに活躍してほしい。

何度も心が折れそうになりますが、まだ折れていません。

僕、相当しつこいようです。

この店始める時も、借入が難航して何度も心が折れそうになりました。

でも諦めなかったら、必ず道は開けると信じてます。

 

この店はもう、僕一人じゃ操縦するのもったいない。

出来ないと思っていましたが、できます。

しないといけなくなったら、勿論します。

でも、もったいない。

キラキラした目をしてる仲間と、全力で漕いだらどこまでもいけるポテンシャルです。

 

僕の野望はそんな船の船長です。

2016691108.jpg

(こんな感じ)

行先もみんなで決めたらいい。

僕は、人生を捧げた大好きなイタリア料理を、より美味しく、より喜んで頂けるよう、そしてより快適に作り続ける為にこの店を作りました。

ここで働く資格があるのは、本気で漕げる人だけです。

1人で漕ぐより、絶対本気な仲間と漕ぐ方が、速く、遠くまでいけるはずなんです。

行先は皆で決めたらいい。

むしろ全員の行きたいところ、全部行ったらいい。

そう思って、大きな借金しました。

ホント、実は僕、具体的にどこに向かいたいってないようです。

店舗展開したいわけじゃないし。

かなり本気で自問自答しましたが、自分やこの店の、ジラソーレの可能性はいくらでもある、と確信はしました。

でも、その可能性とやらがはたして本当に自分がしたいことか?

となるとまた別ですね。

僕の人生のボスキャラ(最終到達点)を探しまくってますが、まだ見つかりません。

 

それより、この店がレストランとして、バールとして、パスティッチェリアとして最大限稼働し、店中がビリビリ揺れるくらいみんなでオール漕いでる中に、身を置いていたい。それがオーナーシェフとしての現時点での僕の野望です。

想像するだけでエキサイティングで、鳥肌が立ちます。

 

若い料理人に一つ、目から鱗情報をあげましょう。

この仕事の、料理の一番素敵な事は、モノ作りの割に結果がすぐ出やすいことです。

例えばあさりのスパゲッティが上手になりたいと思えば、その気になれば仕事終わってからでも一晩で、10回作れます。

それにかかるお金も1万円しません。

 

例えばワイン造り。

一年に一回しか収穫出来ません。

つまり、何か試そうと思っても一年に一回しか試せません。

試したくても。

ワイン造り40年と聞くと、スゲーと思いますが、収穫、醸造など40回しかチャンスがないんですよ。

 

料理は大変な仕事です。

失敗も許されません。(何か少しの粗相でもネットですぐにデスられます)

でも世に出す前の失敗作をいくらでも積み重ねれます。

そして物凄く素晴らしいものを作っても、消えてなくなってくれます。

だからまた買って(食べて)下さるのです。

そして記憶や印象に残ります。

だから価値が下がらないのです。

 

もし絵画のモナリザのほほ笑みが、世界に一枚でなく10枚あったら、その価値は今の一枚しかない価値の10分の1ではないでしょう。

間違いなく10分の1以下です。

 

でも料理なら、誰もがうっとりするようなスペシャリテが出来たら、

それを100皿作れば価値は100倍、1000皿作れば1000倍です。

たまたま美味しいじゃダメなんです。

そしてどれほど沢山の美味しい料理を作っても、その痕跡すら残らない位、綺麗に片づけて帰る。

その蓄積は目には見えませんが、長くやればやるほど驚異的な力になり、その【能力】は世界中に手ぶらで運べます。

筋トレと同じです。

しんどい、きついを乗り越えて結果がでますので、しんどい時、きつい時が成長のチャンスです。

 

最後にジラソーレの今後の中期ビジョンをお知らせします。

再来年から1年間、当店のパティシエ藤本をイタリアに1年間送り込みます。

2018年の1年間はパスティッチェリア部門は縮小します。(最低限、ババとカンノーロとグラッファは意地で続けます。)

その分、2018年からイタリアワインのワインバーとして力を入れていきます。

2017年は藤本がいない1年間を乗り越える準備と

2018年からのワインバー構想の準備です。

今まで南イタリアワインが中心でしたが、南イタリアワインの品ぞろえはそのまま、さらにイタリア全土のワインを網羅していこうと思っています。

そして2019年、お菓子コーナーはパワーアップして帰ってくる藤本が勝手に暴れるでしょう。

そしてもちろんワインバーとしての機能もより充実してるという作戦です。

その翌年あたり、今のキッチンスタッフが続いてたら、イタリアに送り込もう。

で、帰ってきたらバールの料理を運営込みでさせてみる。

当然ワインの勉強も必要でしょう。

その結果がきちんとでたら、相応の昇給、または自信をもって独立すればいい。

僕が思うに、本気で飲食店やるなら、これより良いシステムはないと思います。

でもこのシステムを構築し、何代も続けるにはスタッフを選ばなければなりません。本当に。

自分の事しか考えれない人、他者をリスペクト出来ない人がいると実現しない。

それと、いくら真面目でも1年とかの短期で働きたい方も、僕が目指す店(職場)の構築に貢献出来ないので結構です。

 

正直、この業界の人手不足は深刻です。

でも目先の人員不足解消の補充をし続けてもいい店になれないと気付きました。

もう少し時間がかかりそうですが、ジラソーレで働いている事を羨ましがられる店にします。

 

この企画に参加したい方、ご連絡お待ちしてます。

杉原

<a href="http://job.inshokuten.com/kansai/work/detail/17969?ref=link" target="_blank">オステリア オ ジラソーレの求人情報の詳細は、こちらをご覧ください。(求人@飲食店.COM)</a>

 

 

 

 

7月お休みのご案内

いつもありがとうございます。

7月は毎週月曜日の定休日以外に

26日火曜日にもお休みをいただきます。

よろしくお願いいたします。

梅雨にも負けず...新作多数でてます♡

今年は例年より暑くないですか?

この店の厨房は実は快適です。

エアコンがあります。

工場なんかによくある、スポットクーラーみたいに冷気が出てるとこだけ涼しいとかちゃいます。

マジで快適です。

設置した初年度は、電気代が怖くてほとんど付けず。。。

でも冷静に考えたら、厨房の空調吸排気システムだけで結構いい車買える値段したのに、使わんかったら外車買ってガソリン代ケチってんのと一緒やなと。

で、去年恐る恐る使ったら、まあ快適。

気になる電気代はと言うと、勿論上がったけどこの快適さを買うには安すぎるもんでした。

 

厨房に、AKB(汗かきボーイ)が一人居ますが、彼はこの厨房のNOエアコンの夏を知りません。

良かったね。

 

という訳で、本来この時期が、料理すんの一番過酷なんですが、快適厨房のお陰で新作炸裂してます!!!

2016616235158.JPG

カワハギとアスパラガスのタルタル オレンジ風味の肝和え 玉ねぎとコリアンダーのソース

久しぶりにえげつないワイン会のご予約を頂きまして、そのワインに合わそうと考案したら気に入ってメニュー化したもんです。

コリアンダー苦手な方もいるけど僕は大好き♡

 

201661623597.JPG

アマルフィーの近くにチェターラという小さな街がありまして、アンチョビとか魚醤作りで有名なんですが、そこの名物料理、スペルト小麦のズッパ チェターラ風のジラソーレバージョン。

本来は魚醤を効かせたスペルト小麦のスープですが、僕は魚醤をザバイオーネという卵黄のソースに加え、生のシラスのマリネをトッピング。

食べ進むうちにほんのりシラスに火が入り、海の香りがパーッと広がります。

 

2016617076.JPG

千葉のでっかいハマグリ

僕、貝類滅茶苦茶好きです。

でも、意外と赤貝、トリ貝、特大ハマグリなんかは使いたかったけどあまり使ってこなかった。

なぜかというとアラカルトで値段つけにくいからです。

でもどうしても使ってみたくて買っちゃいました~

劇ウマ。

引き返せない世界です。

ということで、お任せコースオンリーで始めました。

20166170827.JPG

特大ハマグリのビステッカ 二見の海苔のソース

なぜビステッカと呼ぶか?

なぜ海苔のソースか?

ハマグリの指示にしたがったまでです。

 

201661702943.JPG

詰め物をしたアナゴのフリット アニス風味のキャベツ添え 7種の香りのソース

10年以上作ってる料理。

この時期にソービニオン ブランとかと合わせるイメージ。

 

201661703514.JPG

相変わらずパッケリ今日は無いの?と聞かれ続けるので潮の香りのパッケリ夏バージョンを。

牡蠣がないと味が決まらないという結論に達し、牡蠣のシーズン以外は封印してましたが、この明石のムールええやん!

ウニ、針イカ、サザエ、ムール、カラスミのソース。

 

201661704118.JPG

手羽先を詰めたウズラと蓮根のポルペットーネ仕立て

プルンプルンに蒸しあげた鳥の手羽先の骨を抜いて、ウズラのフィレとすりおろした蓮根で挟んで焼いてます。

カリ、トロっと触感フェチにはたまりません!

茸のソースと有機ニンジンのサラダ、ウズラの味玉添えて笑

 

201661704830.JPG

201661704657.JPG

201661704741.JPG

乳のみ子羊

やっぱり塊は違いますわ!

ただいまお任せコースはこんな感じです。

メインはウズラ、子羊(乳のみだったり、ラムだったり)、淡路牛から選んで頂いてます。

 

201661705156.JPG

久しぶりにブルターニュ産オマールエビ

これはホントに美味しい。

もう普通のオマール食べれなくなります。

 

201661705611.JPG

これもこの時期鉄板!

ルチャーナ風明石タコの煮込みのリングイネ

ザ ジラソーレって感じですよー

 

随時メニュー変わりますが、こんな感じです!

 

 

 

 

loading