芦屋のイタリア料理とイタリアワインのお店

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COLUMNコラム

!!!カンパーニャ産(ナポリ産)黒トリュフ!!!とランチ速報

南イタリアとかナポリの料理というと、ニンニクが効いてるとか全部トマトソースとか、鰯とかマグロとか、あまり山の料理のイメージはないと思いますが、カンパーニャ州でもポルチーニ、トリュフありますよ!

特にバンニョリイルピニアというところは、黒トリュフが有名でトリュフ祭りもあります。

 

南イタリアだけで修行しようと決めてから、時間があるとき、特に秋冬は山間の方によく行きました。

真冬には氷が張る湖なんかもありまして、その湖の近くには、ポルチーニ、トリュフをはじめとしたきのこ料理専門店なんかもありました。

前菜からメインまでずーっとトリュフ尽くしでも、料理代一人5000円くらいでした笑

そこに行くのにタクシー代が3倍くらい掛かりましたけど。。。

カンパーニャ産のトリュフは香りに特徴があり、鉄分の香りがします。

そうなると、合わせる食材も鉄分のあるものがよりよく合いますし、アリアニコとの相性も抜群です。

 

今回、なんと日本にナポリ産のトリュフが入荷と聞きつけ、飛びつきました!201711190827.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

じゃーん!

懐かしい。。。

Avellinoの香りやーと思ってたら、カンパーニャ産だけど僕が思っていた産地ではなく、カセルタ、モリーゼ、ベネベントの間だそうです。

へー、その辺もトリュフ取れるんや。

でも、アヴェッリーノのと香の特徴も似てます。

 

という訳で201711190130.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

鹿のラグーの手打ちパッケリに合わせました!

くーって感じです!

秋刀魚のパスタの方は、中部イタリアのトリュフを使ってます。

つまり産地の違うトリュフ2種の使い分け。。。

贅沢ですね!

凄い時代になりました。

 

そしてこのトリュフ、鮮度の良さも手伝い、香りが強い!

少量で効きます。

 

という事で、思い切ってランチでも使っていまーす!!!!!

 

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極み豚のソテー アンチョビとトリュフのソース!!!

3900円のコースのメインです。

 

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ちなみに3900円のコースの温前菜はトラパニ風クスクス

秋刀魚のミートボールも入っています。

 

我ながら頑張っています。

どちらも今月いっぱいあるかないかってとこです。

 

 

 

もう11月中旬。。。今年も年越しオードブル、ラザニア、ナポリ菓子ご用意しまーす!

10月中旬から先週一杯まで、あまりの超過密スケジュールで、年末のイベントや年越しオードブル、クリスマスメニューなどを全く考えていませんでしたが、何も決めてないのに年末イベントも、年越しオードブルも何故かすでに予約が入っている。。。

6年目か7年目ですかね。

7,8割のお客様がリピートしてくださっています。

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初めてお買上の方の為、少しご説明しますと

ジラソーレが毎年ご用意している、年末年越し用のオードブルの盛り合わせとナポリ風ラザニア、ワインとよく合うナポリ菓子の販売のご案内です。

おせちと名乗らずオードブルと呼ぶのは、おせちは冷めたまま食べるのが前提ですが、当店の物は冷たいものは冷たく、温かい物は温めて召し上がって頂くからなのと、おせちほど味を濃く作りませんので大晦日から元旦、2日位までに召し上がって頂きたいからです。

温め直しも当店でお渡しする容器は電子レンジ対応になっておりますので、お鍋を汚す必要なし!

こだわり派には、更に美味しく温める工夫もお伝えします!

容器もそのままテーブルに置いていただいても、可愛い物をチョイスしております。

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こんな感じです。(一部サンプル抜粋ですが。。)

勿論お皿に盛りなおして頂ければ更にグレードアップ!

奥様、女性陣もラクチン!

ご友人をお招きするにも、お招き先に持って行くにも重宝していただいております。

 

かなり評判ヨロシイので、初めての方も是非お試しくださいませ!

 

気になる内容です。

・ジラソーレ名物 ナポリ風タコのマリネ

・バッカラマンティカート(干し鱈のペースト)とナポリ風カリフラワーのマリネ

・パルマの生ハム24か月熟成 ノンプレスとミラノサラミ

・自家製スモークサーモン(脂ギトギトのノルウェーサーモンではございません。最高級の国産のサーモンです)

とジャガイモのサラダ 自家製のイクラ添え

・イタリア産チーズ2種

・トリュフ風味の自家製のレバーパテとトースト

・ナスのパルミジャーナ

・ナポリ風ミートローフ ’’ポルペットーネ’’

・ナポリ風キャベツとお米の煮込みを巻き込んだモルタデッラハム

・ルチャーナ風スルメイカの煮込み

・極み豚と白いんげん豆の煮込み

・ジビエ(猪か鹿。入荷状況により直前の決定になると思います)の赤ワイン煮込みのパイ包み焼 トリュフ風味 レンズ豆と赤ワインのソース

 

怒涛の品ぞろえ13品 おひとり様7500円(税込み)です!!!

(今年はサーモン、イクラ、スルメイカ、茄子、タコ、トリュフ、挙句の果ては容器も値上がりが凄いので少し価格を変更しました。ご理解くださいませ。クオリティーは必ずお値段以上に仕上げます。)

 

勿論!ナポリ風ラザニアも陶器の器でご用意いたします!

1人前1600円 2人前から

 

お酒のお伴にも実は美味しいナポリ菓子も!こちらは予約分のみ作ります。その他のリクエストもお受けいたしますので、ご相談くださいませ!

カンノーロ    400円

ババ       430円

パスティエーラ 430円

ズッペッタ    430円

 

明日、11月11日よりご予約を受け付け開始します。

皆様のご予約お待ちしております!!!

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モルタデッラハムの中に、牡蠣のムニエルとキャベツとお米の煮込みが入ってます。電子レンジであっためるだけで悪魔的な美味しさに、、、

 

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レストランでお出ししてる本気の料理がご家庭でも ジビエの赤ワイン煮込みのパイ包み焼 赤ワインソース

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ポルペットーネ

等々。

12月の営業と年末のイベントのご案内

12月は4日(月)

     11日 (月)

     12日(火)

     18日(月)

     26日(月)のランチ

     30日(月)のランチ

がお休みです。

 

12月15日から冬の特別料理のコースが始まります。

ディナーコースは5品とデザート8800円

          7品とデザート12000円の2コースになります。

アラカルトのご用意はバールのみになります。

 

ランチは通常の2900円と3900円、6000円はそのままです。

ディナーコースももちろんご用意できます。

 

バールの営業は27日まで通常営業、28,29日はお昼のみの営業です。(夜はバールスペースもイベントのお席になります。)

雷鳥コースは雷鳥のシーズン中でも14日が最終日となります。

 

そして、毎年恒例の年末食べ収め福袋コース、〆にペペロンチーノ食べ放題!イベント開催します。

おととしまでは、魚祭り、肉祭りという名前でしたが、去年からお肉、お魚バランスよくきれいなコースになってます。

10800円税込みです!

28日、29日、30日の3デイズの予定です。

 

冬の特別料理、食べ収めイベント共に、内容の詳細は追ってお知らせいたします。

 

今日のところは大まかな営業日と営業内容のお知らせです。

 

 

まだまだスタッフ募集中です。

落ち込んだり凹んだりしながら、気づけば25年料理人してます。

時々有頂天になるほど嬉しい事もありますが、基本的に悶々と過ごす日々の方が多いのは間違いありません。

 

多分登山と似てます。

つまずいたり、しんどかったり、ペースが落ちる事もあります。

何歩か後退したこともありましたが、でもずーっとゆっくりでも上っていくと、必ず少しづつ景色がかわり頂上に近づきます。

どうやら頂上の高さは自分で決めるルールの様でして、それなりに頑張って登っているつもりですが

僕が目指す頂上はまだもう少し上なようです。

 

それにはちょっと戦力が足りません。

本気でイタリア料理したい人、ウェルカム!

 

まずはお電話でお問い合わせください。

杉原

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こんなおっさんになってもケーキが上手く焼けたら嬉しいもんです。

新作 秋刀魚とヘーゼルナッツと秋トリュフのスパゲッティ

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カジキ、鰯以外の青魚をパスタにすることは、あまりないです。

水分調理が向かないからですね。

水分、煮汁で煮込むとパサパサになるので、あまりしません。

秋刀魚も塩焼きとご飯が一番だと思います。

が、イタリア産のヘーゼルナッツのサンプルが届いて、閃きました。

 

はじめに断っておきますが、僕は何にでもトリュフかけるの好きではありません。

例えばうちのライチョウ料理にもトリュフ掛けません。

料理人として、トリュフに頼るような皿は卒業です。

それでもトリュフを掛けると何倍も美味しくなる料理もあります。

そんな時は遠慮せず行きたいもんです。

 

この料理もこの先にくる冬トリュフではしません。

この秋トリュフの儚いトリュフ香とナッツ香がポイントだからです。

何よりポイントは秋刀魚。

秋刀魚の苦さをフォーカスしました。

秋刀魚のワタの苦さを、ナッツのほろ苦さと甘さで調節してます。

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まず秋刀魚のワタの部分を腹身で守りながら、外科手術的に背身だけをフィレに下ろし、ワタの無い尾の身も下ろします。

 

こんな感じですね。

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秋刀魚のこの部分はコンフィにします。

その後頭とでっぱてる骨を赤ワインで煮だしたものと、秋刀魚のワタのコンフィと身のコンフィ、塩で脱水した背身の皮をバキバキに焼いたもの、コンフィの油でパスタを和えます。

 

仕上げにローストしたイタリア産のヘーゼルナッツと秋トリュフをスライサーで擦りまくります。

 

魚だけど赤ワイン。

パスタから赤ワイン。

赤ワインが美味しいくなってきたこの時期のおすすめです!

 

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ちなみに当店の1番人気、スペシャリテの中のスペシャリテ(大げさか笑)、潮の香りのパッケリは年中することにしました。

初めてご来店の方や、これ目当ての方は是非!

つまりコースのパスタもパッケリか季節のおすすめか選べるようになったわけです。

バタバタしてますが、取り合えず頑張ってみます。

 

5名様以上はご来店前に決めて頂くお願いをしますので、ご協力お願いします!

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