COLUMNコラム
遅ればせながら、明けましておめでとうございます!(インフォメーション)
いやー、全くパソコンに向かう時間がありませんでした&途中まで書いてたブログが消えちまいまして、新年早々超長文を書いていましたが、海の藻屑、、いやハードディスクの藻屑となったようで出てきません。ま、いっか。
パソコンに向かう時間はあまり取れていませんでしたが、ジラソーレジャンキーの皆様お待たせいたしました。もうすっかり通常営業、通常メニューに変わっています。
レストランのディナーメニューも覗いてくださいね!
今年はお正月期間中、かなり忙しくさせて頂きました。
毎年そうですが、えべっさん辺りはゆっくりします。
流石商売の神様です。
お客さんみんな持って行ってしまいます。
最強の商売敵ですね。
ところで年末に久しぶりにあまから手帖さんに掲載して頂きました。
なんと2ページ見開き!!!
平成という年号が終わる節目の特集で、平成という時代に登場した食のキーワードをピックアップし、そのキーワードの第一線のお店の特集という壮大なテーマで、嬉しい事にイタリア料理のキーワードとしてナポリピッツァ、これは赤穂のさくらぐみさんが登場してまして、もう一つのテーマが郷土料理というキーワードで当店が抜擢されました!!!
お陰さまで年末から久しぶりにスタッフ全員鼻血出しながら仕事するほど忙しかったです。
流石、あまから手帖。
雑誌など紙媒体が売れないとよく聞きますが、相変わらず凄い影響力です。
今回取材して頂いて校正をする際に気付いたのですが、こんな見開き2ページで載せて貰ってるのに、お伝えしたい事がすべて載る訳ではありません。
営業時間のとこだけでも、ジラソーレは小さな2軒が合体して出来ていて、2軒とも微妙に営業時間も違うので結構複雑です。
ナポリ料理という郷土料理がテーマの店ですが、より原色でクラッシックなナポリ料理をアラカルトで提供するスペース(カンティーナ)と芦屋で進化を続けるナポリ料理をコースで提供するスペース(オステリア)に分かれているのも、一度でもお越しになられた方には伝わる話ですが、まだ一度もご来店がない場合、そのシステムを説明するのは結構難しいです。
他にそんな店がないからでしょうか。
大方17年店が続いています。
更に良いお店にしていきたいと、常に思っています。
その’’更に良いお店’’というのは、僕の理想に近づけていく面と、常連さんたちのニーズに答えていく面とあります。
同時に新規のお客さんの獲得にも知恵を絞りますが、まだお会いもしていない方に出来る工夫はあまりありません。
つまり、今日のジラソーレは16年7カ月の積み重ねの結果なんです。
料理をお客さんにお出しするとき、そんなに過度の説明は不要かなと思っています。
説明が必要ない美味しさに着地してると思っていますので。
でも、もしお客さんや今回の様に取材を受けて、なぜ~なの?と聞かれると、その説明はやや長くなりがちです。
仮に思いつきだとしても、16年7カ月の経験の上で閃いた訳ですから単なる思い付きではないと思います。
と、かなり前振りが長くなりましたが、ちょっとお知らせです。
2月12日から20日くらいまで改装工事の為お休みします。
工事のスケジュールがまだ完全に決まっていませんが、22日(金曜)からオープンします。(22日の夜から、カンティーナだけオープン。翌日から通常営業の予定です。)
2月24日は牡蠣祭りします。
2月25日の月曜は営業します。いつも月曜日定休日が被る同業の皆様、ねらい目です。
僕は超久しぶりに、ナポリに里帰りします。
藤本を1年間研修で預かってくれた古巣のトッレデルサラチーノにお礼に伺うのと、お店の看板とロゴをナポリで作ってみようかと思いついたのと、トッレデルサラチーノで働いているイタリア人少年が、ジラソーレで修行したいと言っているらしく、その面接もついでにしてきます。
ついにイタリア人の弟子を持つかも知れません(笑)
改装するのは思い付きですが、何でまた改装するの?と聞かれると3日位説明しないとイケマセン。
とにかくまた借金をしてしまいました!
ヒーヒー言うて返さないといけませんので、皆さんご来店よろしくお願いします!!!
藤本は3月下旬帰国します。
早かったら4月上旬には復帰してるかも知れません。
同じ時期にイタリア人のスタッフも増えているかも知れません。
そして今年から女性のソムリエが入りました!
そして一人若い子が去るのも決まっています。
足して引いてすると、4月から6人体制に戻ります。
何年振りやろ?
給料払えるか心配ですが、それ以外は楽しみでなりません笑。
という訳で、4月からは色々攻めていくと思います。
楽しみにしておいてください。
杉原
年始の営業のご案内パート2 (インフォメーション)
ご存知立だと思いますが、ジラソーレは1月2日から営業しております。
お家で親族を招くのが嫌な方は、思いっきりごねてジラソーレで過ごすお正月は如何ですか?
年始のメニューを考えるのに苦戦してましたが、何となく見えて来ました。
ランチ、ディナー共にナポリのお雑煮とも言える、ミネストラ マリタータ(イタリア全土で有名なナポリのお肉と冬野菜のスープ)で始めます。
いつも通りお昼は地方色かなり強めで4500円、夜は黒トリュフも登場予定のお値打ち7000円!魚介の種類ちょっと減らしてトリュフにしました。
ランチ、ディナー、カンティーナともに既に満席の日もありますし、ガラガラの日もありますので、ご検討下さるときはお気軽にお店にお問い合わせ下さいね!
それでは皆様、今年も後少しです。
急に寒さが厳しいですが、お体をご自愛くださり良いお年をお迎えくださいませ!
年始の営業のご案内です。(インフォメーション)
師走です!
毎日ダッシュです!
一見お店ゆっくりしてても、厨房は戦場です。
楽しいけど時々意識飛びます笑
まだ冬の特別料理も始めるとこだし、年末イベントも年越しオードブルも終わっていないのに、年始の問い合わせをかなり頂いております。
あ、ちなみに年末のイベントは30日は満席となりました。
28,29日も合わせてご検討下さいね!
それで、年始ですが例年通り2日から営業いたします。
カンティーナは通常通り(アラカルトメニューは市場始まるまで少ないと思います。勿論なんなと考えて用意いたしますが。)
オステリアは2日から6日(日曜)までランチ4500円、ディナー7000円のコースで営業しております。
ディナーの内容ですが、お正月の間も生け簀で活けの魚介を囲っていますので、新鮮な魚介類ご用意いたしますよ!ただし、生け簀で長生きしてくれるアワビとか穴子とかフグとかヒラメといったとこになると思います。
ランチはいつものジラソーレランチ(3800円)と美食家のコース(6000円)の間のイメージです。
今から年末にかけて密に業者さんと打ち合わせしておきます。
楽しんで頂ける内容に致しますので、年始ジラソーレ是非!
では今年も後わずかですが、よろしくお願いいたします!
杉原
恒例の年末食べ納めの会 予約受け開始します。 (イベントのお知らせ)
ジラソーレ3大イベントでも1番人気の年末の食べ納めの会。
もちろん今年も開催します。
12月28日、29日、30日の18時半開場 19時スタートです。
開場はオステリア、カンティーナともに使います。
ご予約の早い順にオステリアにお通しいたします。
会費はお料理1万円(税サ別) お飲み物は別途ご注文下さいませ。
告知する前からすでにかなりの予約が入っているくらい、リピート率高いです。
2年前までは暴飲暴食の会という名前のイベントでした。
第一回は忘れもしません。
あのリーマンショックがあった年でした。
ホントに世の中がひっくり返りましたが、ジラソーレも例外でなく売り上げが4割減!!!という大津波でした。
その年のクリスマスディナーが、前年度まで2部制満席だったのに埋まりませんでした。
始めて余裕のあるクリスマス営業をしてみて思ったことは、僕らにとっても特別な日(商売的に)だけどお客さんに取ったらもっと特別な日やねんなと。
ちょっとゆっくりしているクリスマス営業は、なんだか温かくて柔らかい空気に包まれていました。
そこから2部制は止めました。
楽しそうなお客さんみてほっこりするのは良いですが、クリスマスの食材は事前に予約しないと確保できません。
魚は前日で大丈夫ですが、羊やフォアグラやトリュフなんぞは予約しておかないと売ってくれません。
なんぼリーマンショックやと言えど、クリスマス位埋まるやろと思って食材予約しまくったら埋まらなかったという。。。
クリスマス終わって数日でこの食材全部売れるんかいな。。。と、半泣きを超えて思考停止に陥りました。
はっきり言ってやけっぱちでした。
どうせ余って腐らすくらいなら、年末の福袋みたいなイベントにしてとりあえず食べて貰おう作戦です。
こうして生まれたのが、年末の食べ納め暴飲暴食の会。
2デイズで1日目魚祭り。魚介ばっかり。
2日目肉祭り。肉と野菜ばっかり。
3,4時間食べっぱなし。
それでもまだ入る人にはペペロンチーノ食べ放題!
という滅茶なイベントでした。
それがまた告知した瞬間満席。
???
急に不景気になって、みんなうっぷん晴らしたいんだなぁと感じました。
それではとばかりに、ホンマに暴飲暴食していただきました。
大盛り上がり。
もう食えんと、皆さん真っ赤な顔してましたが、全員ペペロンチーノも食べる始末。
そして半数くらいのお客さんが来年も来るわと予約して帰りはりました。
へー、クリスマスは来ないけどこのイベントは来てくださるんや。
そこから5年ほど続いた暴飲暴食の会でしたが、ついに去年からリニューアルされています。
性格的に前年を上まらないと気が済まないので、2年前の会は流石に量も多すぎ、長丁場になりすぎて、6,7割のリピーターのお客さんに、シェフ、今回は多すぎや!!!とちょっと怒られました笑
まあ僕も40回ってますし、ちょっとやりすぎたなと反省し、去年から肉祭り、魚祭りというのをやめ、年末のエレガントな食べ納めの会に変更しました。
またこれが良かったようで、去年お越しの方の予約がイベント告知前にすでに結構入っています。
ご興味ある方は、お早目のご予約をお勧めいたします。
馬鹿正直にディナーメニュー変更します!(オステリアのディナー)
残すところ今年も後ひと月ですね。。。
数日後には改めてご案内いたしますが、毎年12月中旬から冬の特別料理のコースをご用意いたします。
食材的にもテクニック的にもジラソーレの一年を締めくくるにふさわしい内容です。
つまりあと2週間ほどで冬の特別料理のコースが始まるのにも関わらず、
しかもこの時期限定で至極の雷鳥コースも別にあるにも関わらず、
オステリアのディナーメニューを変更します!!!!
というかもうしました。
禁じ手の2週間でディナー再訪がすでに結構いて、雷鳥はノーサンキュウ―ならしかたおまへん。
レストランのディナーメニューのページ覗いてくださいね!
ここでは写真と新作の小噺を。
明石の天然真鯛と洋梨のカルパッチョ 凝乳と真鯛とネギのオーヴン焼きを煮出して煮凝らせたソース
カルパッチョの調味にオリーヴオイルを使わなくなり数年になります。
何故ならオリーヴオイルの味が生の魚の味に圧勝するからです。
生だけど加熱したお料理のような香り、味わいの複雑さと素材の鮮烈さを楽しんで頂けます。
新作ではありませんが、かなりマイナーチェンジしました。
映画ボヘミアンラプソディーを観てインスパイアされました。
完全新作です。
フレディ・マーキュリーに捧げます。
鯛と洋梨、カワハギロッシーニときたら、これがピンときました。
天然のクエです。
もう存在がロック(岩礁)です。
非常にシンプルに仕立てましたが、クエのアラで濃度の違う2種の出汁を抽出し、オーダーごとにその2種の出汁を合わせたもので生のクエを煮込み、更に別鍋で煮込んだ針イカとアーティチョークを最後に合わせて、少し馴染ませ、少し際立たせてといったリーゼントに仕上げます。見た目地味ですが、かなりオペラティックなお味です。
ニンニクとアンチョビのソースです。
ポーっとしますよ。
パスタは当店の歴史そのものともいえるスぺシャリテ 潮の香りの手打ちパッケリ
同じく熱狂的ファンの多い鳩の赤ワイン煮込みソースの手打ちパッケリ 秋トリュフ添え
そして生ウニと鶏卵のスパゲッティ カラスミ掛けからお選びいただけます。
牡蠣や鳩がお苦手な方に喜んで頂いております。
すみません、メインの写真はまだ全部撮れていません。
エゾ鹿!
仔豚のロースト!(2人前
これ以外に淡路牛と仔羊もあります。
ソレント風モンブラン モンテファイート大人気です。
こんな感じです!!!