春は仔羊!そしてパッケリの新作。
春は仔羊!そしてパッケリの新作。
昔から一番好きなお肉は、多分仔羊です。
でも実はあっさり食べるのが好きです。
魚介で濃厚なのは好きですが、お肉はあっさりが良いな。
最近特にそう思います。
ですので、コースでお肉料理お出しするのも少しづつシンプルになって来てるかも知れません。
魚介料理では超シンプルから超手の込んだ物をお出ししますので、この時期の美味しい仔羊は是非ちょっとシンプルに召し上がって下さい。
上の写真が乳飲み仔羊です。
まだ草を食べていない、非常に柔らかいお肉ちゃん。
肋骨の部分は炭火でややカリカリに焼くと、鶏と羊の間のような軽さ。
下の写真は去年から解禁になったフランス産仔羊。
いわゆるセル、腰肉ですね。
あばらと背肉のカレと呼ばれる部分より個人的には好きです。
炭火でじっくり柔らかく焼いてから、仕上げは鉄板で超高温でカリッと仕上げます。
少し前までは、とことん柔らかく仕上げてましたが、最近は焼きムラがある方がむしろ食べやすいというか、美味しく感じます。
こうするとむしろソース要らないですね。
綺麗に均一に焼くと逆にソース的な物がないと気持ち悪いですから。
今回は焼きで勝負します。
この断面に、塩振って、生のニンニク刻んだものとレモンをぎゅっと絞れば最高です。
そして、あまりに絶大な人気を誇る潮の香りのパッケリの前に、新作がなかなか出ませんで、年間通して潮の香りのパッケリを具材を変えて作ろうかと思っていましたが止めます。
毎月は無理でも、季節ごとに胸を張れるパッケリを作ろう!
と思いついた春バージョン。
舌平目とアスパラの入ったアマルフィー風のレモン風味のソースのパッケリ。
むせ返る位春の香りです。
僕はかなり気に入りました。
皆様の反応はいかに。。。