第二回 グラッファ&カフェ祭り!! 追記あり (barの模索3年目)
第二回 グラッファ&カフェ祭り!! 追記あり (barの模索3年目)
みなさん、あけましておめでとうございます!
はい!今年もやります!
ジラソーレイチオシのドーナツをパティシエ藤本が揚げてあげて、アゲまくるイベント、
グラッファ祭り!今回はカフェも一緒にどうぞ〜
1月29日(日) 開催!
時間は14:00スタート、16:00までの2時間!フライングなしですよ〜
グラッファ プレーン 100円
グラッファ クリーム入り 150円
カッフェ エスプレッソ 100円
カッフェ マッキアート 150円
(スタンディングのみのご利用とさせていただきます。)
グラッファ2個以上ご希望の方は前日までにお電話、店頭にてご予約お願いいたします♪
コラムご覧の方だけにお教えします。ムフフ
おうちに持って帰ってもふかふかのグラッファが食べたい!欲張りなあなたに!
冷たくなったグラッファをふかふかにする裏技、お教えしましょう♪
方法は電子レンジでほんのすこーしチンするだけ!!
プレーンタイプなら5秒、クリーム入りなら8秒くらい加熱します。
ほんのり温まって柔らかくなるまでレンジの前で様子をみながら温めてください♪
あまり加熱し過ぎると水分が抜けて硬くなってしまうので注意!!
ぜひ一度お試しください☆
一つは揚げたてをバールでエスプレッソと一緒に、
もう一つは持ち帰って次の日、朝ご飯、または3時のおやつにカプチーノと一緒にまったりしてみてもいいですよね!
以上、パティシエの藤本の投稿でした。
ここから杉原が担当します。
オッサンが書くため字が少し大きくなります笑。
今年はバールの改革年です。
店の規模の割に手広くやりすぎました。
少し整理して、クオリティーをかなり上げます。
昨今バルブームで完全にバルという言葉が市民権を得ましたが、ジラソーレの提案はあくまでバールです。
ではそもそもバールとは何ぞや?
と言えば、美味しいエスプレッソがさっと飲めるところ。
さっと飲めるのと、気軽に飲めるのはちょっと違います。
日本は、この気軽に何々出来るという事が何故か人気ですが、イタリア人と日本人の気軽を比較しましょう。
日本
気軽に本格フレンチが楽しめる
気軽に高級車に試乗できます
気軽に昼からショートアユタヤbyH●S
お気軽にお尋ねください
イタリア
気軽に女性に声をかける
気軽に悪口を言う
気軽にキスをする
違いますね。
しかも根本的に。
ナポリの人にとってカッフェは、特別なものです。
ナポリ人は一日に何度もカフェを飲みます。
カフェを飲む事は特別な事ではありません。
でもやはり、ナポリ人にとってカフェは特別な存在なのです。
さっと飲みますが、適当に飲みません。
自分の好みの砂糖の量も厳格に決まっていますし、砂糖の混ぜ方にまでうるさい。
カフェの出来が悪ければ、文句を言います。
美味しければ美味しいという人もいますし、何も言わない人もいますが、美味しいカフェが飲める店はいつもお客さんで賑わっています。
1杯現地で150円とか200円までのものですが、実に本気で向き合います。
恐らくイタリア人だけでなく、ヨーロッパの人々はその傾向があると思いますが、消費に対して慎重です。
ケチとはまた違いますね。
一杯のカフェに対して慎重に吟味し、味わい、そして評価する。その行為全体を楽しんでいると思います。
だから、イタリア、ヨーロッパは職人、物作りをしている人々の社会的地位が高いように思います。
例えばナポリでカフェの飲み方が変なら、店からも怒られます。
お客も流儀を最低限分かっていないと、その店全体のハーモニーが損なわれるからでしょう。
カフェを飲むときのタブーは、すぐに飲まないこと。
あと、特にナポリではそうですが、カフェを飲むとき少しお水を出してくれます。
少量ですけどね。
これは喉の渇きを潤わす為でなく、カフェを飲む前に口の中をクリーンにする為のモノだそうです。
間違ってもエスプレッソが濃いからと言って、エスプレッソを飲んですぐにそのお水を飲むと、怒られるか、カフェが不味かったのかと聞かれるかもしれません。
現在の超便利な世の中からすると、このイタリア人気質はメンドクサイのかも知れません。
でもファッションにしても車にしても、メンドクサイ人達が、メンドクサイ仕事を積み重ねて素晴らしい商品を作ってきました。
お気軽にという言葉を使うのをやめます。
すぐに全部とはいきませんが、この店にあるものすべてに血が通い、メッセージを持つよう改革します。
それが僕が思うイタリアのかっこよさ。
何かを作る以上、フェラーリみたいなの作りたい。
値段の話ではなく、カフェならカフェの、ドーナツならドーナツのフェラーリ並みのヤバさを備えたいと思います。
という訳で、エスプレッソマシーン界のフェラーリ、チンバリーが納車されました!
あまり機械系には興味のない、超アナログ人間ですがこいつは強力です。
ヤヴァイ。
それならという事でコーヒー豆も変えました。
ナポリの超人気メーカーKIMBOです。
移転後から最近まで日本のメーカーの豆を使っていました。
バールのスタンディングでエスプレッソを200円で出したかったから。
イタリアのメーカーの豆だとちょっと実現できない値段です。
吟味に吟味を重ねて選び、それなりに納得して使っていましたが、このマシーンでキンボの豆使うと、エレシバターとマーガリン位違います。
すみません。
遠回りしましたが、良いものは良いです。
右がアラビカ種で左がロブスタ種。
アラビカ種が100%に近いほど、ナッツ系の香を感じ、エレガントな酸味があります。
ロブスタ種は100%でエスプレッソになることはないと思います。
アラビカ種に対してコクを出し、クレマを厚くします。
現状ではアラビカとロブスタとブレンドしたものを使用していますが、アラビカ100%の物に変えるか検討中です。
kimboの良さは、グッズのデザインの可愛さも一つです。
イチイチ可愛い
そして!
フェラーリが来たならランボルギーニも!
という事で
生ハムスライサー界のランボルギーニも参戦。
タマジーニのスライサー!
こいつはセクシーです!
コンセントがありません。
つまり手動!
流石イタリア!
驚異的に薄く切れます!!!!
今年は肉加工品とチーズの品ぞろえを頑張っちゃいます。
こんな感じでバールの底力を上げていきます。
今回のグラッファ祭りは、カフェも一緒に楽しんでもらい、いっその事タマジーニのお披露目もかねて生ハムも擦りまくろうかなと。
じゃあパニーノだな。
じゃあ竹島さんのモッツァレラもだな。
はい、パルマ24か月ノンプレスの生ハムと竹島さんのモッツァレッラのパニーノ、1月29日限定でします!!!!
。。。パニーノと言えばランプレドット(赤センマイの煮込み)のパニーノ食べたいな。。。ナポリやなくてフィレンツェ名物やけど。
はい、ランプレドットのパニーノもします!!!!!1月29日限定で
赤センマイの煮込みを
タンタンタンと切りまして
パセリとニンニクのグリーンソースと一緒にパンに挟みます。
お好みでピリ辛もおいちいです。
パニーノは売り切れ次第終了、11時半から始めます。