2019年1月
太っ腹メーカーズディナーのご案内(イベントのご案内)
カンパーニア州(ナポリが州都)のワイナリーの巨星フェウディ ディ サングレゴリオ社のメーカーズディナーを開催します。
何を隠そう、自称ナポリ料理店であります。
内緒ですが、ずいぶん昔に(22年前!)5年程ナポリで修行し、たったそれだけの事で日本のナポリ料理の第一人者ぶっている事が何とかバレずに今日まで来れた事を、聖ジェンナーロに感謝したいと思います。
そして近年世界各地で甚大な被害をもたらす自然災害が続くのをニュースで見るたび、今年もナポリのドゥオーモの聖ジェンナーロの血は液化するのかと気になる程度はナポリかぶれしているのも事実であります。
何よりも動かない事実は太っ腹である事でしょう。
20年前、愛情と敬意を込めて黄色いナポリ人(ジャッロナポレターノ)と呼ばれていた僕は、すっかり黄色いデブになったように見えるかも知れませんが、それは世の中を油断させる作戦ですからお気をつけください。カレー
の食べ過ぎで太ったのではありませんので笑
むしろスーペルジャッロナポレターノになった気がしており、最近はニュータイプになったアムロ・レイの気持ちと孤独と葛藤がよく分かります。
そんな孤独で太っ腹な杉原プレゼンツ!なメーカーズディナー、毎回内容てんこ盛りですが今回の気合いは凄いです。
来たる
2月8日金曜日
18時30分受け付け開始
18時45分 ワインセミナー開始
19時15分 ディナースタート
会費18000円税込
(サービス料5%別途)
お料理6品とデザート、食後のカフェとフェウディ ディ サングレゴリオ社のワイン8種類飲み比べが代金に含まれます。
何と言っても相手はあのフェウディ。
カンパーニア州で1、2を争うワイナリーです。
ずっと憧れのメーカーです。
そこのワインをそこの社長招いてジラソーレの料理と合わせる訳ですから、僕的には紅白出場かM1の決勝かみたいな心境です。
僕の気合いとフェウディの社長に敬意を表し、フェウディ社の泡、白、赤のハイクオリティーシリーズ全種類お出しします!
カンパナーロという白だけ欠品で不在ですが、この面子が全部いっぺんに飲める機会は滅多にありません。
しかも白ワイン3種はブドウごとの違いを楽しんでいただけるよう3種同時にご用意し、シリカという赤ワインの次はアリアニコという同じブドウで作られるタウラージを3種同時に飲み比べ、料理に対しての合わせ比べも出来る企画です。(お客様お一人につきグラス9脚使います…ウフフ 僕がグラス洗う係ならこんな面白い企画絶対生まれません!)
そして秘密ですが超絶お得なお値段設定になっております。(これは輸入元さんの気合いです。)
ナポリワインの最高峰とナポリ料理の最高峰が芦屋で激突します。
必ずやフェウディの社長をゴロニャンと言わせてみせますので、歴史の証人になりに来てください。唯一不安は気に入られすぎてジラソーレごと買い取られてアヴェッリーノに移転にならないか…という心配です笑笑
本日からご予約受け付け開始です!
皆様のご参加、楽しみにお待ち申し上げます。
遅ればせながら、明けましておめでとうございます!(インフォメーション)
いやー、全くパソコンに向かう時間がありませんでした&途中まで書いてたブログが消えちまいまして、新年早々超長文を書いていましたが、海の藻屑、、いやハードディスクの藻屑となったようで出てきません。ま、いっか。
パソコンに向かう時間はあまり取れていませんでしたが、ジラソーレジャンキーの皆様お待たせいたしました。もうすっかり通常営業、通常メニューに変わっています。
レストランのディナーメニューも覗いてくださいね!
今年はお正月期間中、かなり忙しくさせて頂きました。
毎年そうですが、えべっさん辺りはゆっくりします。
流石商売の神様です。
お客さんみんな持って行ってしまいます。
最強の商売敵ですね。
ところで年末に久しぶりにあまから手帖さんに掲載して頂きました。
なんと2ページ見開き!!!
平成という年号が終わる節目の特集で、平成という時代に登場した食のキーワードをピックアップし、そのキーワードの第一線のお店の特集という壮大なテーマで、嬉しい事にイタリア料理のキーワードとしてナポリピッツァ、これは赤穂のさくらぐみさんが登場してまして、もう一つのテーマが郷土料理というキーワードで当店が抜擢されました!!!
お陰さまで年末から久しぶりにスタッフ全員鼻血出しながら仕事するほど忙しかったです。
流石、あまから手帖。
雑誌など紙媒体が売れないとよく聞きますが、相変わらず凄い影響力です。
今回取材して頂いて校正をする際に気付いたのですが、こんな見開き2ページで載せて貰ってるのに、お伝えしたい事がすべて載る訳ではありません。
営業時間のとこだけでも、ジラソーレは小さな2軒が合体して出来ていて、2軒とも微妙に営業時間も違うので結構複雑です。
ナポリ料理という郷土料理がテーマの店ですが、より原色でクラッシックなナポリ料理をアラカルトで提供するスペース(カンティーナ)と芦屋で進化を続けるナポリ料理をコースで提供するスペース(オステリア)に分かれているのも、一度でもお越しになられた方には伝わる話ですが、まだ一度もご来店がない場合、そのシステムを説明するのは結構難しいです。
他にそんな店がないからでしょうか。
大方17年店が続いています。
更に良いお店にしていきたいと、常に思っています。
その’’更に良いお店’’というのは、僕の理想に近づけていく面と、常連さんたちのニーズに答えていく面とあります。
同時に新規のお客さんの獲得にも知恵を絞りますが、まだお会いもしていない方に出来る工夫はあまりありません。
つまり、今日のジラソーレは16年7カ月の積み重ねの結果なんです。
料理をお客さんにお出しするとき、そんなに過度の説明は不要かなと思っています。
説明が必要ない美味しさに着地してると思っていますので。
でも、もしお客さんや今回の様に取材を受けて、なぜ~なの?と聞かれると、その説明はやや長くなりがちです。
仮に思いつきだとしても、16年7カ月の経験の上で閃いた訳ですから単なる思い付きではないと思います。
と、かなり前振りが長くなりましたが、ちょっとお知らせです。
2月12日から20日くらいまで改装工事の為お休みします。
工事のスケジュールがまだ完全に決まっていませんが、22日(金曜)からオープンします。(22日の夜から、カンティーナだけオープン。翌日から通常営業の予定です。)
2月24日は牡蠣祭りします。
2月25日の月曜は営業します。いつも月曜日定休日が被る同業の皆様、ねらい目です。
僕は超久しぶりに、ナポリに里帰りします。
藤本を1年間研修で預かってくれた古巣のトッレデルサラチーノにお礼に伺うのと、お店の看板とロゴをナポリで作ってみようかと思いついたのと、トッレデルサラチーノで働いているイタリア人少年が、ジラソーレで修行したいと言っているらしく、その面接もついでにしてきます。
ついにイタリア人の弟子を持つかも知れません(笑)
改装するのは思い付きですが、何でまた改装するの?と聞かれると3日位説明しないとイケマセン。
とにかくまた借金をしてしまいました!
ヒーヒー言うて返さないといけませんので、皆さんご来店よろしくお願いします!!!
藤本は3月下旬帰国します。
早かったら4月上旬には復帰してるかも知れません。
同じ時期にイタリア人のスタッフも増えているかも知れません。
そして今年から女性のソムリエが入りました!
そして一人若い子が去るのも決まっています。
足して引いてすると、4月から6人体制に戻ります。
何年振りやろ?
給料払えるか心配ですが、それ以外は楽しみでなりません笑。
という訳で、4月からは色々攻めていくと思います。
楽しみにしておいてください。
杉原